急性期病院も、入院から、わずか半年で・・・泣いた話。

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自分もいつかお世話になる病院。

今もバセドウでは通院しているけど、

病院って、二種類に分かれるらしい。

 

普通、年齢層関係なく治療するのが、急性期病院で、

高齢者は、退院して自宅療養が難しいので、

初めは急性期で治療しても、慢性期病院に移動する場合が多い。

 

急性期病院は、85才の老人が入院してきたとしても、

あらゆる治療を施し、

・・・・こんなにやっても、本人が辛いだけなんじゃ・・・

と思っても、とことん回復に向けて

医師も看護師も最善を尽くす。

 

ただ、認知が入ってくると、

治療方針は家族の決定になるので、

えええっ・・・というケースもあるらしい。

 

年齢的に、まだもう少しやれる事があっても、

家族が、そこまででよい、と指示を出すと、そこで治療は終わる、

ちょっと、早いのじゃ・・・と思っても、

ご家族の意志が尊重されるらしい。

 

急性期の病院でも、長期で入院される方もいる。

ある看護師の話を聞いた。

 

入院されてきた時から、

非常に明るい聡明な方で、まだ年齢は70代前半の男性。

医師とも看護師とも、よく話をするし、

病院内をくまなく散歩され、

回診の時には、もぬけの殻で、探し回る事も多かったらしい。

 

航空関係のに長年、勤務されていたらしく、

看護師にも航空機の裏話をよくされていた。

飛行機なんて、電車と違って、そうしょっちゅう乗らない。

搭乗口でのハプニングや、

操縦中の怖い話も、面白おかしく話されていた。

専門用語もスラスラ話されていた。

 

ところがーーー、

70代でも、病状が悪化すると、

その進行は早い場合がある、

病巣そのものに、認知も急激に変化してくる。

あっという間だ。

急性期病院で、どれだけ治療をしようと、

わずか半年かそこらで、全くの別人に変わっていく。

 

入院してからずっと担当していた看護師の名前も分からなくなり、

認知の為か、同じ言葉を繰り返し、ずっと話されており、

スコークなんとかキャットがなんとかと、意味は不明。

看護師は未だ、その数は不足な環境なので

24時間フル稼働中、

そんな会話にいつまでも対応できないので、

適当に、ハイハイ、と返事をしていたそうだ。

 

そして、わずか入院から半年で、死亡。

病院は、治って退院する患者もいれば、

そうでなく早すぎる死もある。

割り切れないが、延命をしても無理な場合もある。

 

家族であるお嬢さんから、

「長い間、お世話になりました」

「父は、好きな飛行機の話を」

「看護師さんに、たくさん、話せて、すごく嬉しかったとのだと思います」

「本当に、幸せそうな顔でした、ありがとうございました」

 

看護師は泣いたらいけない職業だけど、 ここ
隠れて、わあわあ泣いたそうだ。もっと聞いてあげたらよかった・・・と。

 

人間って、お迎えがくる数日前から、

表情がほどけて、幸せな表情になるらしいが、

人生の最後、自分はどうなるのだろう、とフト思いました。

幸せな最後、になったらいいなと思います。

努力して、前向きに生きてたら、

きっと、最後は笑っていられる気がします。

 


キウィーの花が咲きました。

今年も秋の収穫、

楽しみにします。

 

 

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だめ女の生きる道

コメント

  1. ふふふ より:

    3月初めまで母の入退院時には車を運転して世話をしていた父が月末にガン末期と診断され、母の四十九日を待たず4月末に他界しました。
    おまけに4月中旬には兄が倒れ、何が何だかわからない毎日です。

    親友も突然の病で入院中だし、
    明日のことはわからない! 先送りせず今を大事に生きていこう!
    としみじみ思っています。

    看護士さんにもずいぶんお世話になりました。
    こちらのブログで病院関係者の方の様々な事情を知り、その上で暖かく冷静な対応をとられるのをみて本当に頭が下がりました。

    • だめ女 より:

      ふふふ様、
      この春に、ご両親、お二人共を看取られる事になられたとは・・・、
      心中、御察しいたします。その上、お兄様ご友人も・・・
      重なっては欲しくない事ですが、なんとも、言葉に詰まってしまいます。
      元気だしてください。
      寿命と割り切るには、まだ日が浅すぎると思いますが、
      医療関係者は、患者さんの最後までを看護、介護し、
      数多い死に向き合い、お見送りしていくので、割り切れるかもしれないけど、
      その死に対する尊厳は失われることは無いと思います。
      でも、個人の近しい人を失くすのは、またそれとは異なり、
      想像以上に辛い事です。
      きっと見守ってくださっていますよ、
      ふふふ様が皆さんの分まで、元気に楽しく過ごされますようにと。
      あちらの世界は、非常に心地よい毎日だと、臨死体験者をよく知る医師が書かれておられました。どうぞ、安らかに過ごされますように。合掌。