私の背後霊で難を逃れる

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サリン事件から20年、

お亡くなりになられた方のご冥福をお祈りいたします。

毎年、3月になると思い出すのは、

実は、私もあんな偶然がなければ、こうして生きてなかったと思う。

 

20年前の3月、夫とは終生連れ添う事は無理だと判断し、

再就職することにしました。

子どもの年令は1歳10か月。

預かってもらう保育園もすぐ決まった。

「フルタイム、都内、身内はおらず」

20年前はこの条件だと保育園探しに苦労することもなかったです。

企業は働く女性に優しい大手会社だったのが幸運でした。

保育園の入園日のからみもあったので、

会社の人事からは、「3月の20日の週で出社日を決めてください」と連絡だったので、

ふと、考えた。

 

月曜の方が週初めで気持ちいいけど、やはり24日だな・・・・初日は。

そして24日金曜から3年弱専業主婦生活を終え、働き始めまのですが、

もし、20日だったら、その時間に数駅離れた会社に通勤するため、

あの日比谷線に乗車していたと思う。確実に。

初日だから、2本早いのに予定していたので。

 

24日にしたのは、この日が私の人生で節目、決め日になっていて、

それは、親父が急死した日で、翌年から妙な事が起こり始めた。

仕事以外でも、何か契約をする日が24日になったり、

待っていた返事がきたり、その日に免許がとれたり、

偶然とはいえ、親父が亡くなってから30年近いけどずっと続いています。

 

友達に言うと、「そういうの、ある、ある、守護霊かもね」というのや、

「そんなわけない、偶然に決まってるじゃない、年寄くさいなぁ」

と言われてるけど・・・

私が特別出来の悪い娘なので、気になるのかな?と考えてます。

まあ、離婚も再婚も親父が知らないのだけが親孝行かなと・・・違うか・・・。

 

 

亡くなった日の仮通夜、本通夜、告別式、と

実家の自室でいつも聞いていたラジオが雑音で聴こえなかった。

その3日だけ、これも偶然というのかもしれないけど。

世の中には不思議な事が起こる事もあるものです。

 

 

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