死生感の変化で、永代供養 納骨について調べに行く

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死んだ時の準備。

まだ、時期尚早だとは思うけど、

コロナもあり、度重なる自然災害を見てきて、

私達のような昭和生まれも、多少、死生観が変わってきたように思う。

ましてや、娘のような平成生まれ世代では、想像を超える。

その上、日常茶飯事に、人の死に向き合う職業なので、そのあたりは、計り知れない。

なので、死んだら、どこそこのお寺に連絡して、枕飾り、枕経、お通夜、初七日に始まり・・・・

延々と続くわけで、

末期のお水の取り方や、清拭はお手のもんだと思うけど、その後ですね、

ましてや、都内から、大阪を超えて、六甲の菩提寺、墓地まではどう考えても、無理がある。

当てにすることは止めて、さっさと永代供養してもらう方が確かな気がする。

勿論、事前に永代供養の手続はしていても、一度くらいは、出生地の大阪に来てもらわないといけないけど。

そんなわけで、六甲のお墓に入ることは考えず、大阪市内の便利な場所で、

初来阪でも、すぐわかるお寺に目星をつけて、

まずは、実地調査。

天王寺、アベノハルカスに登れば、すぐ分かるおひざ元、

大阪のど真ん中、四天王寺の永代供養を調べてきました。

四天王寺は、推古元年(593)に建立、1400年の歴史がある日本仏法最初の官寺

まずは、地下鉄御堂筋線の天王寺、もしくは、JR天王寺から、

四天王寺参道を歩き、10分ほど。直線なので、迷わないけど、

迷ったら、アベノハルカスを背にして歩く。

大きな信号を二つ越えて、釣鐘饅頭店が左手に見えてきたら、すぐ近。

右に曲がると、石の鳥居が現れ、

鳥居を超えると、敷地内にある学校の正門。

すると、そこからは、四天王寺の境内で、参拝客は省きましたが、

朝から参拝客。

全く、永代供養については知識が無いので、教えてもらうことに。

一時期、同じ天王寺の一心寺も人気?でしたが、コロナで多死過ぎて、受け入れが追い付かず、

それなら、多少でもご縁のある四天王寺になったわけです。


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一心寺は、左側の緑の部分に天王寺美術館と天王寺動物園があり、
茶臼山のそのすぐ北側に一心寺があります。

四天王寺は、右手やや北側。

 

お寺の境内を友人と歩いていると、

たまに四天王寺は来るそうで、お線香の匂いが好きだそうです。

極楽門をくぐり、進んでいくと、

沢山の供養塔。

最後は、

納骨の六時堂前の六時礼讃堂で資料をいただき、説明を聞きました。
要するに、

お骨は六時堂に納骨し、その費用は安く、1万とか2万とか。
その後の、永代供養は六時堂でもできるし、四天王寺内の供養塔でも可能で、各々、料金が異なり、
永代供養位牌が必要な場合は、少し値段が高くなりますが、
それでも、六甲の菩提寺の料金の1割程度。安かったです。大体は、20-30万前後だと思います。

まあ、これなら、心配することもなさそう。

永代供養の際に、人形供養や、仏壇の魂抜きなど、相談できるようです。

娘が骨と仏壇とお雛様を持って、ウロウロしなくて済むと思う。

私が早く死ねば、今日の友人がたまには、お参りに来てくれるだろうし、

地元なので、寂しい思いもせずに済むと思う。

(寂しいとか嬉しいとかは、生きている人間が思う事で、本人はどうなのか?ですが)

こういう事は、余り、感傷的にならず、今生きている人間を中心に決めていくべきだと思いました。

とりあえず、自分の事なので、自分で手配は出来ないけど、

死亡診断書、火葬許可書など、泣いているヒマは無いので、割り切ってクリアするしかない。
多分、娘なら、割り切って進められると思う事にしました。

 

お天気も良く、寺参り日和で、境内をゆっくり歩きました。
有名な、天王寺の亀の池、カメいました。
隣の校舎からも良く見えるカメです(笑)

 

地蔵山には、お地蔵様がたくさん並んでおられました。

そもそも、お地蔵様の位置づけが分からない。

仏教では、お地蔵様とは、人が死後に生まれ変わる6つの世界が六道で、餓鬼道・畜生道・地獄道・人道・修羅道・天道があり、それぞれの世界にはそれぞれの苦しみがあり、地蔵菩薩はその苦しみを受ける人々を、仏に変わって救うために六道をめぐっているそうです。

 

永代供養後は、最初の石の鳥居から近い場所に石塔が、年代別にあり、皆、お参りされていました。

だれでも、宗派関係なく受け入れてくれるようです。

そしたら、菩提寺のお墓は?

父の弟の子供が男の子なので、そちらで考えてもらいます。

私は、出戻りですが、一度は・・・二度は、嫁に行った人間ですから。

お参りがしたければ、行けばよいのです。

父の時の、お寺さんにお渡しするお経料などは、把握しているので、

将来、負担ばかりが大きく、あてにできない年金になる娘世代。
物価も上がり続ける生き辛い日本で、せめて死んだ人間の為の負担を軽くするようにしたいと思います。

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