敬老の日、今年は9月19日だそうだ。
介護施設に居る母へのカードを買いました。
でも、認知症の場合、日時の認識が混濁しているのに、
その上、祝日が毎年コロコロ変わるので、何の事やら・・・って感じかな。
そう言う娘の私も、最近、怖い事になって来たので、
最近、友人と話す際に、同じ話をしていたり、
伝えたばかりなのに、忘れていたら、いついつ、言ったと指摘してもらうことにした。
なんでも、よく忘れる。
うる覚えや、適当な記憶では、消えてしまうような気がする。
学校の勉強のように、頭に叩き込まないと、忘れてしまう。
暗記したつもりではダメだと思った。
情けないな。
最近の孫の写真をプリントアウトしたので、
一緒に送ろうと思う。
母の居室、ワンルームのチェストの上に置けるかなと思いました。
今月帰省する予定だけど、施設の面会は無理なので、送ろうと思います。
犬がなんとも可愛いです。もしシバでなくシェパだったら・・・
母の記憶の扉がそこから、開いて、色々、思い出す鍵になるかもしれないな・・・
先週、早くもお節のカタログが届きました。
去年の今頃を思い出しています。
年末から帰省し、「母と一緒に過ごす正月」と決めていたので、
それに合わせてお節を注文。
お雑煮を作って、楽しい正月でした。
今思うと、その前の年もそうすればよかった。
実家から転送されてくる郵便物を見ていると、
ネット環境が無いので、問い合わせをした様で、
お菓子のカタログや、
いつもまにか、シンフォニーホールの会員になっていたようで、
一人で聴きに行っていたようでした。
二人で、食事をしたりしつつ、コンサートも一緒に行きたかったと、
今はもう歩行も困難になってしまい、叶わぬ夢なので、
後悔することが多いです。
もっと早くにスタートすべきだった。
唯一、数年前に、六甲まで一緒に墓参りに行けたので、よかったですが。
本当に、親と言うのは、いつまでも元気だと思っていただけで、
徐々に、坂道を下っていたのだなと思います。
ベランダトマト、
もう枯れかけているのに、
それでも、ほら、ここに、この赤い実をお食べと、両手を伸ばしてその果実を与えてくれる。
まるで、シルバスタインの世界だなと・・・じーと眺めていました。