「いいねぇ~、一生食べていけるじゃない」とよく言われます。
遅れる事、一回り、10年から12年は友達より遅く産んでいるので、
大抵は孫が居て、その孫のお世話に嬉しい悲鳴をあげているようです。
なので実は、かなり助かってる。
うちの子はドコドコの大学受けて、あそこの子はアッチは落ちたけどムコウが受かったとか
その話の中に入らなくっていいので、ありがたいです。
忘れた頃に産んでるので、たまに聞かれても
「いいねぇ~、一生食べていけるじゃない、頼りになるし、」で終るので。
最近、アチコチの大学で競うように看護学部が設立されているのですが、
看護士という職業、最近、注目されているようです。
4~5年前の就職難の頃に、友人から聞いたのは、
「エントリーが50なんて序の口よ、100社エントリーした子もいるんだから」
怖ろし・・・。この時代に生まれていたら、間違いなく私はニートだと思う。
ちょうど、その頃に高校生だった娘は、この競争世界は自分には無理だと判断、
その上、東日本大地震、この母の入院、が重なり思う事があったようで、
ある日「看護師になる」宣言をしました。
大変な仕事だという事はわかっていたので、勿論、忠告はしたけれど、意志は固し。
そんな訳で、某大学の看護学部を受験し、現在3年生。
実習は1、2年生でもあるけれど、主に3年生は病院実習で、半年程のロードに出る。
大学付属病院の看護学校だと、入学したと思ったらすぐに、検体、死体解剖、らしいから驚く。
実習は、循環器から、母性(産婦人科)や外来、外科や脳や精神、介護等を学んでいくのだけど、
病院も、看護師も、医師も、その世界って想像以上にワイルド。
守秘義務がある、と言って口を割らないけど、
一番初めの洗礼は、入院患者の手当て(でいいのかな)で、
6人部屋のオッサンが、
「なんだ、今年の実習生は、マスクはずしたら、みんなブスばっかりだな、きれいな子は一人もいない」と
大声で言ったそうです。
患者からのハラスメントは、この程度だと可愛いもので、とんでもないエロ爺もいるそうなので、
気の毒だけど、それもいづれ体験していくのだと思います・・・ガンバレ、母さんにはムリだけど。
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