下流老人の救いの道は、生活保護、
なんて書いてあるのを見ると、世も末だな、と思う。
「下手に、ボロでも持ち家があったり、預貯金があると、
生活保護が受けられませんよ、」
なんか違うよね。
不動産があって預貯金があれば、自助努力でなんとかならない?
わずかな預貯金と年金では暮らせなくなって、
持ち家の売却を選んだとしても、
今後、何十年か先は、もっと日本の人口も減ると思うし、
当然、住居、家やマンションなどの余剰がもっと起こる。
せっかくローンを払い終えたマイホームだって、
その資産価値が下がって売れなくなるかも。
でも、それだから生活保護、っていうのはどうも・・・。
本当に必要な人って、もっといると思う。
国のお世話になるのは申し訳ないと、
節約と我慢の生活を送っている人がいるのにね・・・。
ヘルパーの仕事をしていた時、食欲失くすくらいの経験をしました。
生活保護、ってこういう人に支給してほしかった。
家は隙間だらけで風は吹き込むし、
屋根はトタンで、雨漏りは何か所も。
玄関も5センチくらい開いたまま。
畳は、スブスブ。その下の材木も腐っていて沈む。
ゴキブリはアチコチ走り回り、
ネズミの糞だらけ。
裸電球ひとつで、暗くなると炊事もできない。
買い物と食事作りの仕事で週に2度、伺ったのだけど、
一回の買い物は、家庭用品も入れて1000円までで、
美味しい、美味しいと喜んで食べてくれたのが嬉しく、
本当のところは、怖かったけど数か月、訪問した。
そんな環境でも、本人の意思で、生活保護は受けていなかった。
そして、数か月で亡くなられた。
最近は、あまり遠い他人事でもないので、
思い出す事も多いです。
どういう事情であの暮らしになったのだろう。
色白のきれいな方でした。
往年の銀幕の女優の原節子さんも、お掃除の仕事をされていたとか。
本当?まゆつばだけど。
やっぱりお金は、早い時期から、しっかり貯金しないとね。
間に合わない。
今日、驚いたのは、いつも色々と教えてくださる隣の売り場の女性で、
自分よりは少し年上?と思ってたのに、
話していたら、70才を超えていた。
それでも働く。
ご主人も孫も皆いても働く。
あーあ、自分なんてまだまだだ。
早くお役御免になって、リタイアしたいです。
海外は物騒だから、国内一泊旅行でもいいので、
ちょこっと遊んで、美味しいもの食べて、映画見て、
お花の世話して、紅茶を飲む。ささやかな幸せ。
まだダメかな。
この場に及んでの、後10年、というのは気が遠くなりそう。
立仕事、お腹すきます。
3分でできるいい加減弁当。
これでは足りません。
社食のタヌキソバも食べました。
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