まさか、そんな事を言い出すと思わなかった。
想定外だ。
寝耳に水。
晴天の霹靂・・・じゃないか。
娘が還暦を迎えたというのに、
その母がこの世に存在してくれているとは、
なんて有難い事だろう。
全世界の中で、ただ一人、良きも悪きも自分の事を理解してくれていて、
よわい60の子に説教してくれるのだから。
年を経てきて思うのは、
叱ってくれる人が居なくなってくる。
どんどん消えていく。
友人が言うのとはまた違う。
そんな中で、
「他人にお金なんて、たとえ1000円でも借りたらダメよ」
「お肉ばかり食べていないで、魚を食べなさい」
「働いてばかりいたら、私のように長生きできないわよ」
ちょっと笑えるけど、笑ってはいけないと思う。
お金はないけど、借りるわけない、なんとかしているし、
魚が食卓に上るのは少ないけど、毎日、ちりめんじゃこ、食べてるし、
定年まで働いた恩師なんて、今年90才になられるが、
源氏物語のセミナー通ってるし、
だからと言って、そうは言わない。
「ハイ、うん、気を付けるわ。」という事にしている。
母はそれで安心する。
母は父の事が大好きだったので、
私は幸せな家庭に育ったわけなのだけど、
あにはからんや、不幸な結婚の連続で、不徳の致すところ、になった。
でも、今回の婚姻関係を終わらせたら、
実家に帰り、心配させた分、親孝行しようと計画していた。
母はまだ自立独居だけど、
車椅子を押しながら、買い物する母子を想像して、
ひとり自己満足に浸っていた。
でも、どうもそれじゃないらしい。
「この家を売ったら、施設に入ろうかなと考えてるのよ、」
えっ!それでは私が出戻る家、ない、という事に・・・。
「△△さんも、ご主人、亡くなってずっと1人だったでしょ」
「この間、娘さんの近所の施設に、家を処分して入ったって」
「病院も一緒になって、すごくきれいで親切らしいわ」
「私も、そういうところ、そろそろ探さないとね」
・・・・・・
母は、洋服を買うかのように、簡単に言うけど、
ここに、不出来な娘がいること、お忘れなのでは・・・。
それにしても、80才超えると、私設の自慢しあうようになるのかな?
うちの家、売っても無理だと思うけどなぁ。
でも、そうは言わなかった。
「うん、そうね、そうなんだ・・」
あまりの唐突さに、言葉を失っていました・・・どうするべ・・・。
仕事帰り、
八重洲ブッックセンターへ。
入口横に、ひっそりと金次郎さんが立っていました。
こんなお顔でしたっけ。48年ぶりですね。
コメント
お母様の お気持ちも 分かりますよ。
私も 独り残されたら 家を処分して
施設に入りたいと。うちは 息子なので
お嫁さんには 面倒をかけたくないです。
老後の蓄えが 無いので 最後は
それしか 有りません。
くるりん様、
私も同じです。
家があれば、処分して、だれにも迷惑かけたくないなと。
特に最近多い一人っ子だから、負担は大きいなと。
一昔前は、ちょうど介護保険が導入された15年ほど前までは、
元気なうちに、あまり口に出さなかったけど、
当時は皆、どうしてたのかな、
今みたいに、介護産業が発達していなかったから、施設も少なかったし、
家族で対処していたのでしょうね。
実家は、母と父の物なので、好きなように決めてくれていいのですが、
出来れば、一緒に暮らし、出来る限りの事はしたいな、と思うのです。
お母様のお気持ちお察ししますが、うちも似た状況です。
私の母も80代ですが独居です。父が早くに亡くなってから40年、仕事を続け定年以降は好きなように楽しく過ごしていました。
今年になり高熱から救急車で運ばれ、肺炎でした。
それ以降も熱が下がったり上がったりで、この状況での独居は難しいとの病院の判断で、入院が続いています。
月二度程、帰省してるのですが…
今後は施設入居か、自宅に帰ったとしても介護サービスを目一杯組み合わせて生活出来ないものかと色々迷いますが、現状では病院のほうが安心と思えます。
いつまで続くのか先が見えない入院です。
私とは違い母は年金が充分にあるので、高額な入院費も今の所はなんとかなっているけど、今後病状が急変した場合医療費が増えると大変なことになり、母の貯蓄も底になるかもって。
自宅の売却については、真剣に考えてしまいます。私が実家には戻らないのだから、いずれは、いつかは売却かと。
ネットで住所を入力すると自宅の査定ができるサイトがあり、試してみたら、わかってはいたものの関東とは大違いの値段!
売却するくらいなら残して、賃貸にするなり私の老後用にとか思っちゃいますが、考え全くまとまらずで…
親のこの問題、私自身の問題が山積みです。
める様、
月に二度、実家に帰られているのですか、
仕事を持って、愛犬の世話もありだから、かなり負担は多いと思います。
それが、先が見えない入院だとしたら、精神的にも重いものがあると。
何人かで相談し、その心配も分散出来たら、いいいのですが。
お母様の年金が大きいのが今、救いですね。
私も安心出来ないなといつも思っています。
母が入院するようになったら、無保険だし、
85才の今まで適用の保険があるのかもわからないけど、
医療費が年金で賄えなくなり、やはり、母の貯金崩しだと思います。
家の土地単価は調べた事、あるのだけど、
子ども人口も減り続けで土地余り状態で、かなり安いです。
売っても、家の取り壊し料も差し引くと、難しいなと。
めるさんの子どもさんは、結婚されているのでしたよね、
私もやっと子どもが社会人になり負担は減りましたが、
親の介護しながら働く、という両面で考えていかないといけないのかと、
問題山積です。
いざという時は、母の意思もあるけど、
同じように介護保険組み合わせで、と考えたりしましたが、
同居でない限り、近くでない限り、やはり心配ですね。
介護って、諸経費も大きいし、体力的な負担も大きいです。
めるさんが病気にならないようにしてくださいね。
私も、母を看取るのが一番大事な自分の課題だと思うので、
めるさんみたいに、しっかり食べるようにしています。
無理せずにとは言えないけど、身体、大切にしてください(*^_^*)
しかし、、突然ですね、、( ̄▽ ̄;)心の片隅の隅にもしや、。との思いくらいはあったにせよ、まさか、。ですよね。私も一人娘で、やや似た状況にあり、うちは両親、相当な高齢でも二人仲良く暮らしています、いつ訪ねてもチリひとつなく整った部屋に料亭顔負けな手料理と、あり難くて泣けてきますが、。。貴女のお母様より両親共によ高齢なので、会うごとに年取っていく感じは否めません。遊びいった帰りは、私の姿が見えなくなる曲がり角を曲がるまで見送る母の姿に涙が出ます。。ほんと、ここ数年のうちにいろんなことが変わるでしょう、、そう思って日々過ごしております。自分の生活のことだけでも精一杯なのが辛いところです。貴女のブログがを毎日チェックするのがとても楽しみです。脈略のない文章ですみません。毎日応援、共感してます!
みー✩様、
コメありがとうございます。
ご両親、そろって健在とは、ありがたい事ですね!
まだ、うちの母よりご高齢と素晴らしい!でも心配も大きいと。
私も実家帰りで、最後に見た母の姿、
毎回、心の裡に焼き付けています^^
確かに、悲しいけど、親が後期高齢者になると、どこかで腹をくくらないといけないのかも。
でも、残された時間、一杯楽しい思い出、残していきたいです。
母は旅行にも行きませんが、近くでいいので美味しい物食べたり、
デパートで一緒に買い物したり、とかできたらと思うのです^^
家があると生活保護がもらえませんよ。
年金より生活保護の方が高いのです。
国家公務員何十年やってももらえるのは11万くらい。
生活保護費の方が高いうえに、いろいろと免除。
こっちは税金やら何やらでそれより悲惨な生活です。
どうなってるんでしょうね。ばかばかしいですよ。年金なんて。
家を処分して生活保護を受けたほうが正解。
日本しね2様、
家があると生活保護って受けれられないですね。
財産があればダメという事なのでしょうから。
家を売っても現金に代わるだけだから、同じ財産って事なのじゃ?
情けない事です。
日本人が皆、生活保護を望むような社会にはなって欲しくないです。
母の遺族年金は生活保護より多いですが、
自分の場合は、間違いなく少ないです。
年金で潤う人もいるので、廃止はできないけど、
あてにせずに働いて老後貯金、頑張ろうと思います^^
日本死ね様に同感です。
我が家は 生活保護費以下で 生活しています。
知り合いが 生活保護費の相談に行ったら
家を処分してから来て下さいと言われたそうな。
身障者年金貰いながら 旅行三昧、カラオケ三昧の
爺さんや 生活保護貰いながら 高級車乗り回し
ギャンブル三昧の おじさん。どうなっているのやら?
日本死ねだわ!!
ついでに お馬鹿なのに 議員さんに 袖の下ばらまいて
公務員になった奴も。
不器用な生き方しか出来ない私は アホらしくなります。
くるりん様、
家を処分したら生活保護対象なの?
だって、たとえば、2000万で売却したら、
それがお金に代わるだけで、同じように財産になるからダメだと思ってたです。
悪用する人も多いみたいですね。
自分だけは、そうはしたくないなと思います。
その時は、親もあの世で悲しむのじゃ、と思ったり^^
お母様、いつかは自立独居にも限界が訪れます。
年令や体力面を考えての事でしょうね。立派です!
主さまの状況を鑑み、ここは一緒に住まない?と、
一度ご提案されては、如何でしょうか。
お母様も望んでいるかも知れません。
今の時代、家を処分できたとしても、思うような金額は期待出来ません。
お母様については、介護保険サービスを使いながら遺族年金でまかない、
主さまは実家に帰り仕事を探すのが良いかもです。
もしそうなったら、少しでも若いうちが良いと思います。
先々離婚するおつもりなら、離婚出来る時がBEST。
連れ合いさんが仕事引退して、健康を損ねると状況が変わります。
生活保護はお考え外だと思います。
家。預貯金。車。があるとだめです。(例外あり)
世の中には、条件を潜り抜け受給している輩がいますが、
どうにか自助努力で頑張りたいですね。
生意気な事を言いましたが、
働いて老後貯金にはげみ、明るい未来をつかんで下さいネ。
ヨウタン様、
コメありがとうございます。
母は、自分でしっかりしなければと、常日頃、思っているのでしょうね。
出来れば、実家がいいのですが、
母は、私が娘と離れる事は絶対いけないという考えで、
その上、何度も出戻っている事もあり(実家ばかりではないですが)
静かに暮らしたいとか。
でも、年齢的に無理な事が多く名てくると思うので、
その時は、と考えています。
それが、意外と早いかもしれないですが。
生活保護は、弱い人が受けるべきもので、
余力がある物は、反対の立場に立つべきだと思います。
たとえ貧乏でも^^
不当に制度を受けた人達は、いつかどこかでそのしっぺ返しが来るはず。
そんな気がします。
おっしゃるように、元気なうちは、しっかり働いて、楽しい老後にしたいです^^
おはよう。
母の入院について突然病院からの連絡でした。
包括センター、ケアマネ、民生委員、病院側と話し合っています。遠距離で同居が出来ないことを踏まえたうえで、今後のことなど色々相談にのってくださるので心強いです。
高齢で何が起こるかわからないので、延命処置をするしないの話もありました。その話し合いと決断には卒倒しそうで吐き気がした!
同年代の友人たちの親は皆が80代、認知症か何らかの要介護になり大半が施設生活で、同居してる場合はこれまた介護が大変みたい。
ついこの間まではこんな話を人ごとだと聞いていたけど、私もついに親の問題が現実となり深刻です。
で、こんな大変な時に、同居人が弁護士をつけ離婚調停を申し立てたんです。この件色々書きたいけど、特殊ケースで検索に引っかかりそうなのでここでは省きますね。
直接メールで話せるといいけどなー
私は食欲不振呼吸困難が続いて、眠れない仕事にならずな日々…病院に行く暇も無しなの。
生活保護について調べました。
基本は家を処分してから、現金を使い切るまで生活保護はダメ、と言われるそうです。
大豪邸がある場合は間違いなく処分して使い切る、でも小さなボロ屋なら(その程度は不明)家に住みながら生活保護が受けられる場合もあるとのことでした。
関東なら数十坪で何千万だけど、でも地方の普通の数十坪の家なら数千万にはならずよね…
それでも実家に住まないならいつかは考えなきゃで。
める様、
大変な事になりましたね。
医者に行ってください。
ダメですよ、まずは身体です。
ワンコが一番心配していませんか。
まずは、健康第一で!