老衰、避けて通れない人生の最終段階、
自分の飼い犬の世話をしながら、ふと想像します。
母は規則正しい生活をし、老いては健康こそが親の務めと日々、日常生活を送っている。
84年間、朝食を抜いた事もないだろう。
娘が心配をかけて、しらじらと空ける朝を迎えた日もあるだろうが、
それに較べて娘の不規則な生活、少なくても90才までは生きないといけないのに、
ここらで、根本から生活を見直さないといけないかもしれない。
「もしかしたら死ぬかもよ、すぐ医者に連れて行かないと」
夫が雨で、またTVの前で寝転んでいたので、爆弾宣言し、医者に行ってきました。
家に居たので助かりました。
犬の26キロはフニャフニャしてるし、長細いので持てなかったです。
すぐに血液検査を、
血液検査では、腎臓の数値はよくないけど、
15才の年令からすると優秀だと言われました。
確かにオヤツはさほどあげてなかった。
帰って、娘にこの血液結果、どう?と聞いてみたが、
「人間と違うからわからん」という愛想のない返事。それでも多少は共通するもんじゃないかと思うけどな。
レントゲンも撮ったが、矢張り股関節がひどく背骨も曲がっているので、
それからの内臓への影響が多いらしい。
痛みどめ、を勧めていた医者も、腎臓の数値から悪影響を与えると判断し、
サプリメントに切り替えて飲ませてください、
まだ大丈夫でしょう、という話だったが、
レントゲン写真をください、とお願いすると、CDRに落としてくれたが、
今、聞いた内容以外にお話ししておきますね、と追加の説明があった。
肺に影があるので、もしかしたら呼吸時かもしれませんが、
何かが転移、影響している場合もあるので、そうなると後1ヶ月という事も考えられます。
後一月、
目の力はあるが、ほぼ後ろ足が動かなくなっている。
寝返りもできない。歩けない。もちろん、無人時はお水の場所まで行けない。
このままなら、床ずれ、褥瘡になる可能性は高い。
とうとうその時が来たか、そう思いました。
医者から帰って娘が居たので、夫と一緒に大きなペットショップへ、
後ろ足を釣り上げる介護用品を探したら、
さすがペット王国、メイドイン米国のが、作りも使い勝手もダントツによかったです。
レジに行く時、夫が「トイレに行ってくるからお金出しといて」と言うので、
お金ないよ、と返事すると、
「この間、渡しただろう」・・・?ヘッ?
保険代を払ったからない、と返事すると、なんと返ってきたのが、
「俺は〇〇さんたちの保険代を払うつもりはないからな」とのお返事。
おいおい、3万で2人の食費のつもりなの?
そうは思ったけど、こんなマヌケと話していても、らちが明かない。時間の無駄だ。
犬の事が心配で無視、返事もせず帰宅。
食事は一日3回に分けて、あげることにしたけど、食欲はあるのが嬉しい。
そんなこんなで、今日になりました。
力がないと言うのは情けないです。
向きを変えるのも、介護ベルトを腹の下にまわすにも持ち上がらない。
もっと鍛えておくべきでした。大型飼いの義務でした。
犬が、こんな筈じゃなかった、という目で私を見るのですが、それも愛おしく感じます。
色々調べています。
低反発マットがいいらしいです。
また大きな赤ちゃんが出来ました。
大事に育てようと思います。
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