失神した。
これだけは、細心の注意を払っていたのに・・・
やってしまいました。主婦になって、始めてだと思う。記憶にない。
今日も、筍の下茹。
筍を切るときは、
八百屋さんが使うこの包丁を使用するので、
かなり注意している。
関東で不仲な夫との別居生活中も、いつも、気を付けていた。
今日は、この包丁が見当たらなかったので、
いつもの洋包丁から、和包丁に替えた。
そして、筍のカットが終わり、次は、小松菜。
その和包丁のタガが外れていて、切った瞬間、・・・・やってしもた・・・
爪まで一緒に切り込んでしまう(◎_◎;)・・・・小松菜切っていて?
とにかく、一瞬でカットするので、超高速。
指はくっついていた、よかった!
同時に、血が噴き出す。
辺り一面血だらけ。
とにかく、止血だ。
ところが、午後からの相棒はまだ出勤時間でなく、ボスも居ないし、一人。
その上、お客は多い。
私は、血を見ると、連想するだけで、アカン人間で、
娘はなんでか平気。
昔、こんなことがあった。
珍しく娘が台所に来て、手伝うというので、
キュウリをスライサーでカットし始めた。
それ、危ないから、気を付けて、ゆっくり!
「大丈夫、平気!」
その次の瞬間、
「母さん、騒がないでよ、」・・・・何!!?
「小指の先がない」・・・Σ(・ω・ノ)ノ!Σ(・ω・ノ)ノ!Σ(・ω・ノ)ノ!
とにかく止血して、救急病院へ車を走らせる・・・当時は、マイカーがあった。
病院に到着し、その時点で、病院に到着できて、ホッとしたのもあり、
医師に説明している最中に、目の前、真っ暗に。
医師「お母さん、外に出ててください」
医師「じゃあ、処置するから・・・ガッツリ消毒するけど大丈夫?」
娘「平気です」
その後、私は、長椅子で、バッグを抱えて、失神(笑)
そして、娘はその後6年経って、看護師に。
医師「お母さん、危ない所でしたよ、後1ミリで、神経でしたから」
・・・・Σ(・ω・ノ)ノ!ここで再度、失神(笑)
そんなこともあり、血は、語るも見るも大の苦手。
プロレスも見たことないし、大嫌い。そう言えば・・・閉経してから10年以上だ。
ところが、今日は、自分の落ち度で切ってしまった上、誰もいない。
もう既に貧血状態、目の前真っ暗、厨房に休憩用の長椅子もない。
とりあえず、ボスの携帯にSOS.
お客の注文の揚げ物をフライヤーから引き上げ、手渡し。
その後、全く回復せず、悪化のみ、吐き気も出てきた。全身、大汗をかく。
そうだ!お店には、長イス、ベンチがあるじゃないか・・で、
たむろしていた小学生に
「オバチャン、手を切って倒れそうだから、そこに寝かせて」
というと、皆、顔見知りになった悪ガキが一斉に「大丈夫?」と。即行動。
横になっていると、ボスの息子さんが、ボスが出先なので、代わりにやってくる。
「僕、血をみたら、ダメなんです」
午後からの料理上手な、しっかり者の相棒も出勤して、ラインで状況報告、
血だらけの手を拭いてくれたり、冷たい水を準備してくれたり、途中の料理を引き継いでくれたり、
お客対応。
その後、ボスが出駆けつける。
「医者に行かないとな」「保健証持ってる?」で、とりあえず、薬局で応急処置のガーゼその他購入して来る。
でも、爪から切り込んでるから、強テーピングかな?
脳貧血が消え、ボスの車で、まず、自宅に保険証をとりに行く。そして、トイレに。
お店では半日勤務なので、自宅以外のトイレは使いたくないので、帰宅まで我慢、我慢も必要、
なので、仕事の日は、念のため生理用ナプキン使用。
なんと!失神している間に、少し、尿が漏れていた(+_+)まさかと思ったけど・・・ショック
こっちの方が、受け入れられないショックだった。
そして医者へ。
縫うまではせず、消毒後、ガッチリテーピング。
そして、化膿止めを服用することになった。抗生剤です。
そんなこんなで、午後から、お騒がせの半日でした。
ひとり暮らしは、絶対、避けたい状況。
とにかく、すぐ血がにじんでくる。親指は、押えの主要な部分、
始めて、欠損のある場合の障害を実感しています。
去年の自転車事故でも痛い目に遇ったけど、あれは、背中全体、
今回は、指先。
こりゃ・・・、当分大変そうです、
大袈裟で、情けないけど、不便すぎることになりました。
娘には報告せず、
日常、血を見て仕事しているので、どちみち、「たいしたことない」で終わる。
頑張らなければ!長い人生、こういう事もあるだろう。これも試練だ!
薬は5日分。
また薬が増えました。