今朝、とうとう、母が、壊れてしまった。
この数年、認知症の症状が出たので、新幹線帰省で、介護の方のお世話になりながら
見守ってきたけど・・・・。
母の認知症は、少しづつ進行し、
そして、今日、急に壊れてしまいました。
今日は、訪問看護師さんの訪問の日で、
家に行くと、雨戸が締まったまま、時間は、昼近いので、
ノックして、母を呼び、室内に入られたのですが、
母は、下着を付けておらず、急いで探すも、パンツは見当たらず。
汚れものは、隠しているのか、もしくは捨てた様子。
その代わりに、ウン○が落ちていたそうです。
母は、肌着を畳んでは、隣の部屋に持っていったり、
ソファーに並べたりを延々と繰り返し。
ズボンを履きましょうと言っても、
「結構です、自分でできますから!」と拒否する始末。
そして、今、シャツに足を入れて履こうとされています・・・と。(;゚Д゚)
ありえへんけど、予想された事態になりました。
ずっと歩き回っているので、熱は、なかったものの、血圧は、高め。
準備されていた食事も、テーブルの上に置いたまま。
パンツをはかずにベッドで寝ていたようで、
布団は、濡れた状態。
看護師さんも、先週との変わりように、慌てて、電話されてきました。
もちろん、私も、電話を持っったまま、呆然と立ち尽くすという状態で、
昨日、母と電話した時は、
「疲れて、頭がぐちゃぐちゃになってしんどい」と言っていたけど、
認知症の、まさに、これが急変するってことなんだと思いました。
その姿で、屋外に出なくてよかったです。
足が悪く、歩行困難で、助かりました。
これ以上、母に辛い思いをさせたくないですから。
訪問看護師さんは、すぐにケアマネージャーに連絡しますとの事で、
今日は、忙しくなりそうな気がしたので、とりあえず、近くのスーパーへ。
娘は、娘で、大変なので、
もう、同時にとは、参ったな(;´Д`)
重なる時は、こういうものなんだなと、思い知ることに。
帰り道、早速ケアマネージャーから連絡。
昨日、私が、電話した老健は、グループホームも併設ですが、
グループホームは、空きなし。
母の状態では、やはり、グループホーム入所がベストなようです。
それで、すぐ入所可能なところを探してくださり、
少し、料金はかかりますが、場所は、市内。
いつものヘルパーさんに来ていただき、入所の方向で、進めていいですか?と言われ、
いや、もうパンツも履かずにこの冬空に外出したら、即死なので、
選択の余地なし。
はい、お願いします!の二つ返事。
しかし、ケアメネージャーって、
介護って、大変な仕事だと思いました。
力を尽くしても、皆、終焉に向かっているのだから。
出産と異なり、希望の光は見えてこないし、
だから、元気なうちに入所しようと言ったのに・・・
聞かないから・・・・(◎_◎;)
とりあえず、ショートでもいいので、母の生命維持の方向で進め、
その間に、どこか空きが見つかれば、入所、多分、片道切符の入所になると思います。
私が、即、帰省出来たらいいのだけど、
ブースター接種はまだだし、娘の事もある。そう言いながら、近いうちに帰省する予定。
なんでまた、こんな時に・・・・悲壮すぎて、反対に可笑しくなってきました。
友達に電話すると、すごいタイミング過ぎると。
その友人の息子のお嫁さんに、先週赤ちゃんが生まれたので、
「欲しいって言ってたから、2個、ポチしておいたよ」と、
夕方、持って来てくれました。
可愛いね、リロリロのおきあがりこぼし。
セルロイドって、懐かしい。
真っ赤じゃないのも、また、いいね。ありがとう。
昭和31年生まれの赤ちゃんにも登場、
もちろん、その後、平成生まれの娘にも、買いました。(笑)
母のブースター接種券がいつまでも転送されてこないので、
朝一番に大阪のコールセンターに問い合わせたら、発送済。
ということは、もうすぐ転送されて、我が家に届くと思っていたら、
郵便局って、ホントに当てにならない、
ケアマネージャーさんが、すぐ、実家に駆けつけると、
実家に配達になっていました。なんじゃ、ソレ(;゚Д゚)
母が紛失するといけないので、預かっていただくことに。
自宅の鍵は、見つからないし、てんてこ舞いで、やっと発見。
施設に移動するにも、戸締りしないといけないので。
娘から連絡が入り、少し、気分は、相殺されたけど・・。
スーパーで買った弁当は、今日、初めての食事なのに、
喉が通らず、食べられませんでした。
とうとう、母は、母でなくなってしまいました。
可哀想に・・・みんな、私が悪い。私の責任だ。心配ばかり掛けてきた。
小学校生の頃から、〇〇ちゃんのお母さん、きれいね、と言われ、子供ながらに嬉しかった。
無口で、他人の悪口や、噂話もしない母。
お付き合いは悪いけど、家族の為に一生懸命生きた来た母は、
自分の母を二十代で亡くし、一人っ子で誰にもグチをいう事もなく、
そして、最愛の父が亡くなり30年。
ひとりで頑張って生きてきてくれました。
もう一人のきょうだいは、お金を持って行方不明。
私が、父の替わりに母を守る!と決めて今日まで来たけど、
どうやら、私の手で守り切れないようになりつつあります。
もういろんな話が出来ないのかも。
でも、まだ、残ってい部分はあると思う。
今夜は、母は、家を離れて宿泊。
大丈夫かな。
そう言いつつも、娘の事も気になるし。
とにかく、昨夜から、あまり寝てないので、
今夜は、早く寝ようと思います。
明日が、素晴らしい一日となりますように。