朝、一番に飛び込んできた地震情報、
来たか・・・・恐れていたことになった。
独居老人の安否確認だ。
いつかは、こうなると思っていた。
たまたま乗換駅だったので、
即、実家固定に電話。
全く通じない。早っ・・・。
電話番号を入れた途端、切れる。
繋がらない。
何度やっても同じ。
こりゃ輻輳してるな・・・電話しても無駄だ。
あの、神戸の震災を思い出す。
どうか無事でいてくれるように信じる。
絶対大丈夫、自分に言い聞かして、
携帯にメールする。
すぐ返信されてきた。
「驚いたけどだいじょうぶです」
よかった。
フロに水を張るように、メールして、職場へ。
その後、ライフラインが途絶えたり、
火事、水道管の破裂のニュースが入る。
上司に断って、許可をもらい、何度か電話する。
昼ごろ、やっと声を聞けた。
水道・電気・ガスは問題ないとのこと。
でも、今からどうなるか分からない。
カセットコンロのボンベの着脱は、秋と5月の帰省の際、
嫌がる母に何度も教えた。
ほらね、言わんこっちゃない。
でも、怖いので、使いたくないという。
困ったものだな・・・(-_-;)
電気が消えたら、真っ暗で困るだろう。
ライトとロウソクはあるだろうけど・・・・
カセットボンベの数も、5月にチェックしておいた。
6個はあるから、急場はしのげるけど・・・
もう少し、最新式の何かを考えなきゃね、
人間、暗闇と言うのは、心細くなると思う。
母の状況確認と共に、
同期、後輩、たくさんの安否も気になり、
昼休みに電話、メールする。
高槻・茨城・北区、山盛りだ・・・。
大阪の区分けを統合するとかいう話があるらしいけど、
現状の小分けの方が、こういう時、確認しやすいと思った。
電車が止まり、歩きになったり大変そうだったが、
皆、大丈夫だった。
よかった。
よかった、と言うと、亡くなられた方も居られるし、
怪我をされた方もいるので、ちっともよくはないが、
神戸の震災の衝撃的な映像に固まっていたことを思うと、
まだ、被害は少なかったようだ。
しかし・・・
腹をくくっていたものの、JR東海、新幹線が止まると、
どうにもならない、お手上げ状態だわ・・・。
東海道五十三次、歩く自信ある?
でも、それしか手段がなければ、
母を訪ねて百余里、行くしかないと思っている。
小池さんは、都内23区をシャットアウトするらしいですが・・・(・。・;
帰宅し、また電話する。
「すぐ、ガスの火は消した?」
「その後、どうしたの?」
台所に居たらしく、火の始末をして、
食卓のテーブルの下に隠れたらしい。
意外としっかりしている。
でも、怖かったらしい。
今回は、何とかなったけど、
南海トラフトになると、こうはいかない。
考えただけでも、恐ろしいです。
但し、私も母も、生きている間にやってくるかどうか、だけど。
気が付くと、私の友人からも、
お母さん、大丈夫?のメールが入っていた。
心優しい友人たちに感謝し、返信する。
そして、一日が終わった。
天災は忘れた頃にやってくるとは言うけど、
ホンマですね、その通りやわ・・・
神戸から23年、
忘れてはいなかったけど、記憶は薄れてきていた。
母に、震災用の持ち出しセットをプレゼントしようと思いました。
ちょっとしたことでも、絶対、
安全、安心に結び付くと思う。
本日の子弁当、
作り置き、そのまま入れて、
卵焼きを足して。
母弁当、
電話したりで、大忙し、
でも完食でした。
帰って、特急でカレー作り。
当然、不仲な夫から、
「実家は大丈夫?」という言葉はナシ。
長生きしようと思いました。
少なくても、夫より1日でも長生きします。