前々から、友人と、
涼しくなったら、会おうね、という約束をしていた。
涼しくなった。
どちらも仕事があるので、スケジュール調整はあるけど、
とりあえず、ラインで送ったら、
「お父さん、年内は持たないと思う」
「会社は同じ新宿だけど、離れられない」
そんな返信が来た。
子が高齢になって来ると、
そういう状態に置かれるのだな。
そういう時、一人っ子って、大変だと思うわ。
全ての決断とそして責任があるのだから。
でも、きょうだいが居ても、
私のように、音信不通という場合もあるので、
兄妹力を合わせて、という事も望めない場合もある。
第一、亡くなった際、遺産その他でもめることがない。
もめずに、兄妹仲良くが一番、良いのだろうけど・・・。
彼女の場合、リアル独身で、
子も居ない。
数年前、母親を見送り、
今、認知の入ってきた父親の介護をしている。
経済的には、かなり余裕はあるので、
食べる為に働く必要はない。
それで、介護で数年、自宅に居たが、
去年から、又、仕事を再開した。
介護だけで自宅、というのは、精神的にもキツイ。
もう一つの自分の社会がないと、
息詰まるようだ。
今、61才で自分が働けるのは、
母が健康に留意して、
私に心配をかけないように暮らしてくれている上にあるのだな。
今さらだけど、気が付く。
毎日、疲れた、疲れた、とぼやいているけど、
母は30年間、おひとりさまで生活をし、
何ひとつ、SOSを送ってくることもなく、過ごしてくれているが、
でも、この状態での均衡が変化するのも、
そう遠い先では無いと思う。
認知は出てきていないようだけど、
いつ何時、という事もあるものね、
発症すると、投薬はあっても、進行は瞬く間、らしい。
娘の腕には、よく青あざがついている、
かなり痛そうだ。
患者の暴力は日常茶飯事だそうで、
介護施設ではないので、短期間の看護ではあっても、
認知が入っていると、
噛みつく、叩く、蹴る、
こういうのは、ごく普通にあるらしい。
人間が壊れて行く様子を見るのは辛いものだけど、
まあ、それが仕事なんだから仕方ない。
感傷に浸っている間はなく、
家族だって、同じだ。
だからと言って、尊厳は重視すべきという事だそうで、
敬語を使うらしいが、
それでも、「今日、おもいきり噛まれた」と言っている。
娘曰く、
「母さんは、認知が入ると、一番避けたいタイプだと思う」
「ずっと働いて来て、それなりの自負があるから」
「高プライド体質だもんなぁ」
いや、まさか、
全く、自信もプライドも、なにもないです・・・(・。・)
傷だらけの人生ですから・・・(・。・)
「イヤ、夫に頼らず生きてきた女の人って、難しいんだよね」
そうなんだ・・・(・。・)
そんなに人間、複雑に出来てないけどね・・・(・。・)
「そういうから、余計にややこしい」
ふーん、仕方ないわね、
まだまだこの状態、続いて行くのだから・・・(・。・)
続くわなぁ・・・まあ、これはこれで、母さんの人生なので・・・
最後に笑えたら、いいと思うのですが。(笑)
今日の弁当
こんな白米で足りのだろうか・・・
おもいきり、詰めてますが^^
箸が折れるほどではないけど(笑)
昨日の弁当、
とりあえず、買うよりは、
塩分、少な目だと思う。