今年、73才になる年上の友人から、
久しぶりにメールが届いた。
知り合って、かれこれ40年近い。
そろそろ、引退するそうだ。
30代で、夫を亡くしてから、
子ども3人を育て、
まだ今も、社員として働いていて、
いつも元気つけられる、目標みたいな女性だ。
寡婦で、こども3人を育てるって、
そこだけでも、かなり悲壮感があるが、
全くもって明るい。
ノー天気の、賢い、楽しい人だ。
地元の友人なので、帰省した際には、会うのだけど、
周りを明るくさせる人だと思う。
そして、他人の話をよく聞く、
いつも手本にしようと思うところだ。
私自身の、この40年をよく御存じなわけで、
お恥ずかしいけど・・・(^_^;)
反対に、彼女の40年も知っている。
癌にもなったし、
子どもも、転職や病気になったりと、
苦労も、喜びも、子どもの数だけ、全て3人分だ。
いよいよ辞められるのだなぁ・・・
「あなたは、まだまだ若いのだから」
「頑張って、働きよし~」
「もうちょっと、おきばりやすww」
そう言われると、元気が湧いてくる。
再婚のお話もあったのに、
とうとう再婚せずしまいだ。
とうとう結婚せず、独女のまま50代、60代に突入した友人も多いが、
とうとう離婚して、子はナシ、というのも居る。
皆、それぞれ、おひとりさま、なんだなぁ。
ただ、子がいるのと、居ないのでは、
かなり、違いがある。
そりゃそうだろう。
口を開けた雛鳥に餌を運ぶのは、鳥でも番だ。
それを1人でやるというのだから、
経済的にも、かなりタイトだと思う。
色んな人生があるわ。
お気楽そうに見えていても、
実は、そうでなかったりもするのだから。
きっと、その人なりの幸福感だと思う。
何が幸せで、どこからを幸せじゃないとするか。
それは、日々の愚痴となる場合もあれば、
切り取った部分で幸せを広げられるかだ。
不平不満を100言ったところで、
何ひとつ改善にはならないだろうね。
だけど、言うけど(笑)
たまには、おもいきり愚痴って、スッキリもいいもんだ。
しかし、後味が悪い。
それより、
僅かな事で、幸せを感じれたら、
そっちの方が、いいのだろうな。
彼女の事を思う。
ニコニコ笑った笑顔しか浮かんでこない。
私には出来ぬ事だと思いつつ、
少しでも、近づきたいと思いました。
昨日の弁当。
デカイ方が私のですが、
これでも足りません。
バセドウのひどい時に、必死で食べていたので、
すっかり、胃が大きくなったようです。