毎日、寒い日が続く。
こんな日は、独居の母はどうしているのか、
気になって電話をした。
ありがたいことに、認知はないので、
自己防衛はしているようだ。
以前、子どもが小学生の頃、
介護の仕事をしていた。
いずれその日が来るだろうと、
母の介護の為に、ヘルパーの資格を取った。
かれこれ、10年以上前の話だが、
どうして辞める事になったかと言うと・・・
こんな寒い日が続く、冬の朝、
利用者である独居の男性の自宅を訪ねた。
家の玄関は、声をかけても鍵は閉まったままで、
庭に回った。
平屋でかなりの年数の経った二間の家だ。
雨戸は閉まっているが、少し隙間がある。
そこから、声かけをする、
応答はない。
無理矢理開けてみる、
開いた、
しかし、雨戸はほぼ閉まっていたが、ガラス戸は全開だ。
これじゃあ、屋外と変わらない、
部屋に庭から入ると、
利用者は、茶の間で寝ていた。
こんなに寒いのに、布団も敷かないで・・・(´Д` )
応答がないので、近ずくと、
亡くなられていた。
凍死だったようだ。
第一発見者になったので、
事件性がないか、事情聴取もある、
当然、救急車意外に、パトカーも来る、
長く
訪問していただけに、ショックも大きかったが、
大変なことになった、
病院で治療中であれば、警察も救急もないが、
独居中、というのは、こういう事になるらしい。
それ以来、ちょうど子どもも成長したし、
また、フルタイムのデスクワークに戻り、
介護の仕事はしていない。
介護は、人の終焉に立ち会う仕事でもあるのだなと、
ちょっと重かった。
亡くなられた際の表情が今も忘れられない。
辛かったのだと思う・・・
介護職は卒業した。
医療関係者は、病院で日常茶飯事にその状況に対応するので、
珍しいことでもないし、
人知れず涙する事もあるのだろう、
何才くらいで、
どういう既往症で、
どれだけ闘病し、死に至ったか、
自分が高齢に向かっていると、
聞いてみたい気もするが、
娘は、そういう話は、家に帰宅しても一切言わない。
たとえ、どこで最期を迎えようと、
会話の話題には不適切なんだろう。
なんだか、暗い話になったが、
実家の母は、めまいがひどくなって、
這ってトイレに行き、数日、何も食べられなかったらしい。
レトルトおかゆも買ってなかったらしい。
医者に行くにも、この寒さだ、
なので、じっと寝ていたと。
帰るわ、と言うと、
今日は医者に行くから大丈夫という。
ホームドクターに往診してもらうように言った。
しっかりしなきゃな・・(-_-)
自分の健康管理もさることながら、
実家の母のこと、
倒産しそうな自営の仕事探し、
生きていく糧となる自分の仕事、
頑張らないとなぁ・・
さて、今日も仕事だ、
暖かくして出かけよう。
会社に行けば、笑うこともある。
仕事は、なかなかハードだが、
今、自分に与えられた唯一のひとつの社会だ。
大事にしようと思う。
昨日は疲れたので、
簡単おひとりさま鍋にした、
冷凍お好み焼き、
もう1日、頑張ろう、
その後も、ほぼ毎日、飲んでます、
美味しい、(⌒▽⌒)
スーパーの売り場でも、これだけが残り少なくなってる事が多く、
静かなブームなのかもしれない。